瓶詰妖精 four seasons
アニメ「瓶詰妖精」のイメージアルバムで、BGM、オープニングテーマ、エンディングテーマ、挿入歌などが収録されている。アルバム全体の印象は愛らしい、軽い感じの聴きやすい作りです。
高橋ひろさんはエンディングテーマに曲を提供しています。「春唄〜くるる〜」「夏唄〜ちりり〜」「秋唄〜さらら〜」「冬唄〜ほろろ〜」「四季唄〜瓶詰妖精」。一見、5曲なのかと思われる曲たちはメロディーは同じものです。それぞれにタイトルをつけるのでなく、統一した大きな曲名をつけてその春編、夏編、秋編、冬編、そして四季を通しての想いを歌った組曲的なとらえた方がいいかなと思いました。それぞれ、季節を代表する妖精さんの気持ちが語られてます。どれも幼い女の子を意識しているようなたどたどしい歌い方で、同じ声の様に聞こえます。ところが、4人の斉唱になったときに、それぞれの声優さんの声に音色の違いが際だっていて、不思議な出来上がりです。
一つ一つの曲が、一枚の心象風景画の様な独立した曲になってます。曲調は穏やかな優しい感じ、テンポは歩いているようなゆっくりした流れから、立ち止まって空を見上げているような感じです。そして、音階が徐々に上がっていくところから、妖精さんの憧れが空に舞い上がるそんな感じです。こんな優しい可愛い歌、いいですね。なんだかほっとします。
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