「高橋ひろ」さんとの出逢い

　私が、「高橋ひろ」さんの歌声に引きつけられたのは、「太陽がまた輝くとき」を聴いたとき。何とも言えぬ、暖かな、包容力のある、豊かな、伸びやかな美しい歌声。こんな素敵な声の人がいるんだ。歌声の音色は、人それぞれに違っているけれど、心地よい歌声でした。「ビングクロスビー」とか、「アンデイーウイリアムス」とか、声の美しさで印象に残っている歌手と同じ。その人が「詞も、曲も書いている」というのが驚きでした。すごく恵まれた才能を持った人だなと思いました。
　1995年２月１６日、新宿日清パワーステーションの「初ライブ」に、娘たちの付き添いで参加して以来、彼のライブへ、娘とともに、足を運んでいます。絶対に聴く人を裏切らない、迫力のあるステージです。聴かせる歌を歌う人だなと思います。声の美しさだけではなく、「言葉」を「言葉として」正確に伝えることのできる表現力（歌唱力）を持った「本格派の歌手」といえます。そして作家としてもすばらしく、センスの良い詞、曲をかいています。演歌はちょっと苦手という団塊の世代のおとなにも通用する　心のある作品群です。

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