世論調査

　昨日のニュースで、EUで実施した世論調査で、「世界の平和に脅威を与えている国はどこだと思うか？」という問いに対する答が、イスラエル59％、アメリカ、北朝鮮、イランが同率で53％、次いでイラク52％という結果が出たと伝えていました。イスラエルは不快感を表明し、アメリカも同様だったとか。調査したEUにとっても意外な結果だったようです。即、この結果を政策に反映することは無いと伝えていました。
　このニュースを聞いて、ヨーロッパの人々も漠然と、現在の不穏な世界状況を生み出しているのはこれらの国ではないかと感じているのだなと思いました。昨今のイスラエルによるパレスチナ攻撃、アメリカの世界世論を押し切ってのイラク戦争。国の対応とは違う、庶民レベルでの不安、感慨があるのだなと思いました。良かれと思ってとった行動でも、見方を変えると色々な受け取り方があることに気付くことも大切だと思います。
　平和希求の世論をくみ取っての、国の政策を願います。
2003.11.6.

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